2011年04月18日
早いなぁ~
シーミー(清明祭)。
毎年この時期(4月/場合によってはゴールデンウイークにも見かけるがごく希)に行われる、先祖のお墓の前で親族が集まり食事・談笑したりする沖縄の行事。
数十年前、御馳走を重箱に詰めて「雑草」の中をかき分けながら進んだのを覚えている。
暑く「ハブ」の心配をしながら家里離れたお墓に向かう。
今ではお墓の周りはアパート・マンションだらけで車で荷物を運びかなり楽になったもんだ。
親族が続々と集まる。
思い思いにそれぞれの近況報告を冗談交じりで報告し合う。
そしてお墓に「ウートートー」して弁当を開けまた談笑。
小さい頃に同年代の従兄弟達と登って遊んだ樹木(名前を忘れたが)がその枝を広げ良い心地の影を作ってくれている。
その同年代の従姉妹たちももう「いい大人」。
つまり「おやぢ」「おばさん」になってしまっている。
「私のお墓はここに建てていいかね?」
「みんなこのお墓に一緒に入るか!」
「大勢いるからお墓の中にアパート建てるか」なんていう冗談ではあるがある意味「本気」な会話が出てくるあたり沖縄では「死」に対して忌み嫌う文化はそんなにないのかと思ったもんだが、我々○○○家だけかな(笑)
シーミーの季節。日頃会わない従兄弟たちと集う時間。
お墓の周りで遊んだ頃と同じ無邪気な笑顔が当時の幼い表情に帰っていく。
面白い行事だと思うな。このシーミーっていうのは。
約200年前から受け継がれたこのお墓。
代々どんな「笑顔」がここで広がっていたのだろうか?
どんな会話がされていたのだろうか?
時代は変わるけど、祖先崇拝の気持ちと誇りは持ち続けたいものだ。
そして
シーミーが終わりそれぞれの「生活」の場へと帰っていき、お墓の周辺にまた静けさが漂う。
ご先祖様も一緒に楽しんだだろうか?!
また来年、ここ先祖代々のお墓の前で「笑顔」がそろってくれるのを祈りたいものだ。
毎年この時期(4月/場合によってはゴールデンウイークにも見かけるがごく希)に行われる、先祖のお墓の前で親族が集まり食事・談笑したりする沖縄の行事。
数十年前、御馳走を重箱に詰めて「雑草」の中をかき分けながら進んだのを覚えている。
暑く「ハブ」の心配をしながら家里離れたお墓に向かう。
今ではお墓の周りはアパート・マンションだらけで車で荷物を運びかなり楽になったもんだ。
親族が続々と集まる。
思い思いにそれぞれの近況報告を冗談交じりで報告し合う。
そしてお墓に「ウートートー」して弁当を開けまた談笑。
小さい頃に同年代の従兄弟達と登って遊んだ樹木(名前を忘れたが)がその枝を広げ良い心地の影を作ってくれている。
その同年代の従姉妹たちももう「いい大人」。
つまり「おやぢ」「おばさん」になってしまっている。
「私のお墓はここに建てていいかね?」
「みんなこのお墓に一緒に入るか!」
「大勢いるからお墓の中にアパート建てるか」なんていう冗談ではあるがある意味「本気」な会話が出てくるあたり沖縄では「死」に対して忌み嫌う文化はそんなにないのかと思ったもんだが、我々○○○家だけかな(笑)
シーミーの季節。日頃会わない従兄弟たちと集う時間。
お墓の周りで遊んだ頃と同じ無邪気な笑顔が当時の幼い表情に帰っていく。
面白い行事だと思うな。このシーミーっていうのは。
約200年前から受け継がれたこのお墓。
代々どんな「笑顔」がここで広がっていたのだろうか?
どんな会話がされていたのだろうか?
時代は変わるけど、祖先崇拝の気持ちと誇りは持ち続けたいものだ。
そして
シーミーが終わりそれぞれの「生活」の場へと帰っていき、お墓の周辺にまた静けさが漂う。
ご先祖様も一緒に楽しんだだろうか?!
また来年、ここ先祖代々のお墓の前で「笑顔」がそろってくれるのを祈りたいものだ。
Posted by ウチナーンチュ at 07:51│Comments(0)
│沖縄の文化