2011年03月14日

母親の安堵

東北地方を中心とした大地震・大津波によりお亡くなりになられた多くの方々には
深い哀悼の意を表します。

また被災され未だ不安な日々を送っている方々には「雨が降った後には必ず太陽が出る。希望を捨てないで」という言葉しか見つからない・・・・


今回の地震では私の弟家族が横浜に。そして甥っ子が大学受験のため埼玉に出ていた。

妹は「連絡が取れない」と冷静さを装ってはいたが不安さを隠せない口調。
「お母さんには○○が埼玉にいるってことは言わないで」とくぎを刺される。

そして妹と甥っ子(妹の息子)が連絡が取れないまま土曜日の朝。

母親の「あぁ~良かった!」「声が聞けてうれしい」という電話の声で目が覚めた。
相手は弟から。

母親は前日から弟家族を心配して電話をかけまくっていたらしいが通じずに不安な夜を過ごしたらしい。

弟家族の安全がわかった母親は「安堵をいっぱいに出した」表情をしていて、前夜の心配で眠れなかった疲れた表情とはうって変わって輝いていた。

そんな中
「○○は埼玉で・・・・」とは言えない。
妹から内緒にしてくれと言われていたのもあったが、今「○○は埼玉にいるみたいだ・・・」とは口が裂けても言えない。

もし言っていたら愕然とし倒れそして最悪の場合も想定される。
(極度の心配症)

妹から電話があり「○○(甥っ子)とはさっき(土曜の夕方)電話が繋がり無事を確認」と。

でも母親にこの事も含めて甥っ子が「埼玉にいたが無事だった」とも言えない。

あの安堵感を満面に表していた彼女には甥っ子(彼女からは孫)が無事だったという話もできないな。
(心配ではなく多分「自己嫌悪」に陥るだろうな・・・・)

その後彼は無事に帰沖した。

それでも言えないな。

多分今後も言わない・言えないかもしれない。
その方が彼女のためだと思うから。



自己中心的な投稿をお許し下さい。


今なお災害の真っただ中にいらっしゃる方々。
そして本土にいる「友人達」。

「余震の多発」や二次災害、いや多発災害にはどうかくれぐれもお気をつけ下さいますよう切望いたします。


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Posted by ウチナーンチュ at 08:12│Comments(0)まぁ~なんだな
 
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